2020年1月31日金曜日

惰性

この世界に楽しいこともたくさんあるのだろう。楽しめる心構え、というか、楽しめる自分の在り方みたいなものがあって、それが人並だと虚しさも感じずにレクリエーションが楽しめるのであろうが、あいにく私のそのモチベーションがあがるような、自分の欲望に少しでもかぶっているような何かが見つけられなくて、美味しくない、だから。そんな大勢を楽しませるマシンや日常のスピードに乗れないのであって、中身空っぽの笑みを浮かべ、どんどん消費される自分など見たくないから。埋まらないのだもの、居る意味がないし交わる時間が勿体ない。私を普通でない世界へ連れてって。自分を大衆とマッチングすることに疲れたから。私はもう私にマッチングして

出会わなければよかった。
浅いあなたの笑顔と。
私は私でよかった。私の感覚でよかった。見たくない光は伏せておいてよかった。そんな角度もう求めていないのだから。
中途半端に媚びた私の姿なんか、見ない方がよかった。繕うなんてせずによかった。

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