2015年7月11日土曜日

帰りたい

かなしい涙をながす
夕暮れ
鳥が珍しく群れてどこかへ飛んでいく

六月の雨の夜
あの人
しなびた背広を風にたなびかせ
帰ってくるわ
帰ってくる
私という羽衣の中へ

時計の針が進みゆくままに
夜が来て、朝が来て
私の胸元からこぼれていた涙
都会のアスファルトに消えていったの
しずくの形すら残せないで

フン

今日もネタを探してるマスコミ
京都弁をしゃべれば何とかなると思ってる女
虫をさわらされ
AVで顔射されたような表情と叫び声を
カメラマンが追っている
安っぽい深夜番組でもあるまいし

女の記号が歩いている街中
ひらひらのスカート タイトなミニスカート
どちらで男を誘ってもいいけれど
股を開いて歩くのだけはやめてくれ

今日も世間ずれした楽天女が
風水はラッキーはってはしゃいでる
お前が儲かってるだけだろう
そんな浅はかなシステムにのる女はたいてい家庭で
家事すらろくにできないバカ女